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ふっと黒い点々を水筒のゴムパッキンに見つけて、テンションが下がったことは誰もがありますよね？
あの小さな溝に入り込んだカビって、本当に手強いんです
特に黒カビって根が深そうに見えるし、見た目も気になってしまいます。
もう取れないかもだし、そろそろ買い替えかな…と、わたしもあきらめかけた時がありました。
でも実は、水筒パッキンのカビは正しい方法さえ使えば、しっかり根こそぎ落ちてくれるんです。
- パッキンのカビが取れないのは、素材の性質とカビの根の深さが原因
- 黒カビには塩素系漂白剤でのつけ置きが最も効果的
- ゴムの奥まで入り込んだカビは、交換したほうが気持ちよく使える
- カビ予防には、パッキンを外して乾燥させる習慣が大事
- メーカーごとに推奨されるお手入れ方法に少し違いがある
この記事では、わたしが実際に試して「これは効いたなぁ」と感じたカビ取り方法や、再発を防ぐためのちょっとした習慣を紹介していきます。
水筒パッキンのカビが取れないのは、カビがパッキンの素材の奥に根を張るからです。
水筒パッキン使われている素材は、シリコンゴムやエラストマーといった柔らかくて弾力のあるものが多いです。
そしてこれらの素材には細かな溝や隙間が多く、そこにカビの元が入り込みやすいんですよね…
わたし達が普段使っている中性洗剤だと、表面の汚れは落とせても、素材の奥にあるカビの元までは分解できないんです><
しかもパッキンの裏側って、乾きにくくて湿気がこもりがち
飲み物の残りカスもカビの栄養になってしまうので、気づかないうちに繁殖しやすい環境が整ってしまうんです。
特に黒カビは色素が沈着してしまっているので、ただこすっただけではなかなか落ちないんですよね。
だからこそ、表面を洗うだけじゃなく、根の部分や色素をしっかり分解してくれる『特別な方法』が必要になります。
これがわたし達を悩ませる理由なんだね
黒カビを根こそぎ落とすためには、カビの奥まできちんと届くケアを選ぶのが大事です。
わたしが実際に試して「これは効いた…！」と思った方法を3つ紹介しますね。
塩素系漂白剤を使ったつけ置き
これが一番強力でした！
塩素系漂白剤は、カビそのものや色素をしっかり分解してくれるんです。
・パッキンを外して、小さな容器に水と少量の漂白剤を入れて完全に浸す
・パッケージに書かれている時間（だいたい30分くらい）を目安につけ置き
・必ず換気をして、他の洗剤と混ざらないように気をつけてくださいね◎
わたし自身もやってみたところ、つけ置き後に軽くすすいだだけで「もう無理そう…」と思ってた黒カビがすっと消えていて、本当に感動しました！
酸素系漂白剤を使った煮沸消毒
塩素系の強さにちょっと抵抗がある方や、普段のケアに取り入れたいときにおすすめです
パッキンを外して、酸素系漂白剤を溶かしたお湯で数分間煮沸したり、熱めのお湯につけ置きしたりするだけ。
即効性は塩素系ほどではないですが、除菌や漂白の効果は十分にありますよ。
ただし、パッキンの耐熱温度だけは忘れずに確認してくださいね。
重曹と歯ブラシを使った物理的なケア
カビが初期の段階なら、重曹ペーストと歯ブラシで優しくこすって落としちゃうのもアリです！
重曹には軽い研磨作用があるので、溝に入り込んだ汚れをかき出してくれます。
ただ、根が深い黒カビにはあまり効かないので、そのときは塩素系漂白剤に切り替えるのがおすすめです。
＜塩素系が一番確実だけど、初期なら重曹から試すのも安心だね＞
塩素系漂白剤でもカビが落ちない場合は、パッキン交換が一番早くて安心です。
カビが素材のより深い部分まで入り込んでいると、どんな洗剤でも完全に分解できないことがあるんですよね。
漂白しても黒さが取れないと、見た目も気になりますし、衛生面でも少し不安が残ります。
思い切って交換すると、気持ちよく水筒が使えますよ♪
交換の目安としては、この3つをチェックしてみてください。
- 塩素系漂白剤で2回以上つけ置きしても黒さが残る
- パッキンが劣化してひび割れたり、弾力がなくなっている
- カビ特有のにおいが染みついて、洗っても取れない
特に劣化していると、水漏れの原因にもなるので迷わず交換するのがおすすめです。
ちなみに、多くのメーカーではパッキンだけなら数百円で手に入ります◎
なので長く気持ちよく使うための小さな投資と考えるといいですね。
わたしも以前どうしても落ちないカビがあったんですが、交換した瞬間に気持ちがふっと軽くなったことがあります。
思い切って交換は一番ラクだよね
カビを繰り返さないためには、毎日の小さな習慣がすごく大事になります。
カビ防止のために一番大切なのは乾燥をしっかりさせることです。
カビは湿気が大好き。
なので水分をできるだけ残さないことが予防につながります◎
毎日パッキンを外して洗う
つけっぱなしだと裏側に水分が残りやすく、カビが育ちやすくなります。
ちょっと面倒に感じる日も確かにありますよね。
ただ、毎日外して洗うだけで予防力がぐんと上がりますよ！
専用のピックがあると、外すときの負担が少し楽になります＾＾
洗った後は完全に乾かしてからセット
これ本当に大事なんです。
洗ったあと、フタに戻す前にきちんと水気を拭き取って、風通しの良い場所で乾かす時間をしっかりつくってあげてください。
少しでも水分が残ると、またカビが育ちやすくなってしまうので…
わたしは夜洗って、翌朝のセットを習慣にしています。
週に一度の消毒/つけ置き
普段の洗浄にプラスして、週1回だけやってみてほしいです。
アルコールスプレーを軽く吹きかけたり、酸素系漂白剤で短時間つけ置きしたりすると安心ですよ。
やっぱり鍵は『乾燥』！
水筒は、メーカーによって素材や推奨される洗浄方法がちょっとずつ違います。
なので、念のため確認しておくと安心です。
特に塩素系漂白剤を使うときは、影響が出る部品がないか、公式情報をチェックしてから使ってくださいね。
サーモス（THERMOS）
シリコーン製のパッキンが多く、塩素系漂白剤のつけ置きが基本的に可能です。
ただし、本体のフタには漂白剤NGの部品もあるので、パッキンだけ外して洗うのが安全です。
象印（ZOJIRUSHI）
象印は専用クリーニング剤が用意されていることもあります。
頑固なカビなら、公式のクリーニング剤を試すのも良さそうです。
もちろん、パッキンを外して洗うのはどのメーカーでも共通。
タイガー（TIGER）
シリコンが多いですが、製品によってはパッキンが外れにくい構造のものもあります。
破損しないように、力を入れすぎずそっと扱ってあげてくださいね。
どのメーカーも、カビ取りをした後は洗剤や漂白剤が残らないように
必ずしっかりすすぐことが共通のポイントです。
メーカーの公式ページにはお手入れ方法のQ&Aが載っていることが多いので、一度確認してみてくださいね。
この記事では、水筒パッキンのカビが落ちない理由と、最強のカビ取り方法についてお話ししました。
- パッキンのカビが取れないのは、素材の性質とカビの根の深さが原因
- 黒カビには塩素系漂白剤でのつけ置きが最も効果的
- ゴムの奥まで入り込んだカビは、交換したほうが気持ちよく使える
- カビ予防には、パッキンを外して乾燥させる習慣が大事
- メーカーごとに推奨されるお手入れ方法に少し違いがある
水筒パッキンのカビって、本当に手強いんですよね。
だからこそつい見て見ぬふりをしたくなる気持ち…めちゃくちゃわかります。
でも！諦めかけていた黒カビも、正しい方法さえ知っていればちゃんと落ちてくれるんです◎
少し手間に感じるとは思いますが、塩素系漂白剤でのお手入れや、毎日の乾燥の習慣、ぜひぜひやってみてください。
カビに悩まされず、ピカピカのパッキンで美味しい飲み物を楽しんでくださいね♪
