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電気調理鍋「シャープ ヘルシオ ホットクック」は、材料を入れてボタンを押すだけでシェフの味になるという「 ほったらかし調理家電」の中でも人気のある商品です。
その特長は、
- 食材の水分を活用・循環させて、おいしさを凝縮
- 絶妙な火加減調整
- 自動かきまぜ機能
となっています。
そんな素晴らしい機能があるが故に?「繊細さ」も合わせ持っているようで、扱い方によっては購入後すぐに修理が必要なんてことに…

ホットクックが壊れたら修理費が高そう…

長期保証ってつけたほうがいいのかぁ。
どれくらいの年数使えるかも気になるよね。
ホットクックの故障の原因や、故障してしまった場合の費用や修理期間は以下の通りです。
故障原因 | ・材料の入れすぎ ・熱板の汚れ ・部品の装着し忘れ ・まぜ技ユニットの装 着不具合 ・内釜を傷つける行為 によるものが多い |
耐用年数 | 目安7年 (月2~4回の使用の場合) |
修理費用 | 「診断料・修理代」~2万円程度 + 「引き取りサービス料金」~6,360円 ※保証期間中でも「引き取りサービス料金」が必要な可能性がある |
修理期間 | 3日~2週間程度 |
長期保証 | 加入がオススメ |
詳細については、記事内で解説していきます。
ホットクックは壊れやすい?故障原因は?
ホットクックが故障原因としては、主に以下があります。
- 材料の入れすぎ
- 本体熱板や内鍋底に汚れがあるまま運転
- 部品の装着し忘れ
- まぜ技ユニットカバーの取り付け不具合
- 内鍋(フッ素コーティング)に対する誤った行為
単純な家電に比べ、複雑な機能がついたものは故障しやすい傾向があるのかもしれませんね。
しかしどんなものにも当てはまることですが、扱い次第で「壊れやすい」ものにも「壊れにくい」ものにもなり得ます。
対処法:MAXラインを越えないこと
対処法:水滴、汚れは拭き取る
対処法:付属の部品は、適切な部分に正しく装着
対処法:カチッと音が鳴るまできちんと取り付ける、カバーを取り付けるクリップの不具合や破損がないかを確認
対処法は、
・金属製など硬い調理器具やブレンダーを使用しない
・内鍋が熱いうちに冷水をかけない
・内鍋は食洗機を使用しない
・内鍋で洗米しない
・調理後、先に内鍋は取り出さない
フッ素コーティングの内鍋は、汚れがこびりつきにくいという長所があるものの、傷つきやすい短所があります。
少し古いモデルの内鍋はステンレス製のようですが、果たしてどちらがいいか…?
どちらとも言いがたいといった感じがします。
ホットクックの耐用年数は?
公式のものはありませんでしたが、家電の耐用年数は6~10年くらいといわれています。
ホットクックは、月1~2回程度の使用で耐用年数5~8年という情報がありました。

一般的な家電よりも耐用年数は低めかぁ…
ただし人によっては毎日使用しているでしょうし、頻度や使い方によってかなり前後しそうですよね。
ホットクックの修理代や修理期間は?
お住まいの地域にもよりますが、修理期間は見積の確認回答後平均3日、長ければ2週間かかることもあります。
修理する場合は、まず以下の3条件のどれに当てはまるか確認します。
- メーカー保証期間中(購入後1年以内)→ほとんどの場合は無償で修理してもらえます
- メーカー保証期間終了後でも、販売店の延長保証に加入している場合→購入した販売店に相談しましょう
- 上の2項目に該当しない場合
メーカー保証期間内や、販売店の延長保証期間内である場合は、無償または低額で修理できる可能性は高いです。
そうでない場合については、以下にまとめました。
持ち込み修理金額とは、技術料と部品代を合計したおおよその目安となる金額です。
見積診断後、修理を行わなかった場合でも、診断料1,100円(税込)は支払う必要があります。
症状 | 付記 | 料金目安(税込) |
---|---|---|
エラー表示/表示、動作不良 ・各種エラー「U2」「C*」「E*」 ・表示不良 ・ボタン操作が効かない | 電機部品、基板、 機構部品などの交換 | 19,800~11,000円 |
電源が入らない | サーモ、電源基板などの交換 | 17,600~9,900円 |
上蓋開閉不良 | カバー、アングルなどの交換 | 15,400~5,500円 |
まぜ技ユニット不良 ・まぜ技ユニットの異音 ・「U01」エラー | まぜ技ユニットの交換 | 11,000~8,800円 |
無線が繋がらない、不安定 | 無線基板交換 | 13,200~7,700円 動作確認の結果、本体に問題がなかった場合の 点検費用は保証期間にかかわらず3,300円~ |
破損/汚れ ・パッキン破損 ・吹きこぼれなどによる汚れ | 清掃、部品交換 | 14,300~3,300円 |
引き取りサービス公式でも確認できますが、近くに「持ち込みサービス窓口」がなくて「引き取りサービス」を利用する場合は、修理代、診断料以外に料金が発生します。
ホットクックの長期保証は必要か?
個人的な見解ではありますが、長期保証は必要と考えます。
その理由としては、
- 家電の中でも壊れる頻度が高い印象を受ける
- ホットクック愛用者は忙しく働く人であり、ホットクック依存度が高い傾向にある
「ケーズデンキではホットクックは長期保証対象外だった。壊れやすい商品ってことだね」
「購入して半年で壊れた」
といった口コミがありました。
購入価格(3万円台~5万円台)的には、故障がないのであれば長期保証について迷うところだと思います。
しかし何度も故障するようであれば、そう何回も買い換えられるほどお安い値段というわけでもありません。
使用頻度が高く、機能性が高ければ故障する可能性も高くなるはずなので、忙しい人にとっては長期間修理できた方が気持ちに余裕が生まれるのではないでしょうか。
ホットクックの故障や修理に対する口コミ
購入してから「1ヵ月」「3ヵ月」など短時間で壊れてしまっているケースが多数。
「何回も故障した」という声も多いですね。
「保証期間内でも配送料がかかる」、「保証期間終了直後に故障した」というケースも。

保証期間中なのにお金がかかるのはツライなぁ…

保証期間終了直後に故障なんてされたら、もうショックでたまらないんだけど
やはり長期保証はつけておくとよさそうですね。
まとめ:ホットクックは壊れやすいから長期保証はつけるべき?耐用年数や修理費用も
調べた結果、ホットクックは注意を払わないと壊れやすいことがわかりました。
故障原因 | ・材料の入れすぎ ・熱板の汚れ ・部品の装着し忘れ ・まぜ技ユニットの装 着不具合 ・内釜を傷つける行為 によるものが多い |
耐用年数 | 目安7年 (月2~4回の使用の場合) |
修理費用 | 「診断料・修理代」~2万円程度 + 「引き取りサービス料金」~6,360円 ※保証期間中でも「引き取りサービス料金」が必要な可能性がある |
修理期間 | 3日~2週間程度 |
長期保証 | 加入がオススメ |
故障に関する口コミも多いけれど、愛してやまない口コミもそれと同じくらいありました。
「愛用者が沢山いる = 壊れることも多い」という方程式が成り立つということなのでしょうね。
でもこれほど愛用者がいるのだから、
「もう少し壊れにくくしてください」、「引き取りサービス料金を値下げしてください」
…とシャープさんにお願いしたいところです;
まずは容量や用法を遵守し壊れないように大切に使うことを心がけてみましょう。